「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」第4話のあらすじネタバレ・感想と「ドロ刑」第4話の見逃し配信動画が見られる視聴サービスをご紹介していきます。
前回は、斑目(まだらめ)たち捜査三課13係が貴金属強奪事件の犯人の窃盗団を追う話でした。
ひょんなことから窃盗団の一員・タナカと仲良くなった斑目は、窃盗団に潜入捜査をすることになってしまいます。
しかし潜入捜査していることが途中でばれ、斑目はタナカと共に金庫の中に閉じ込められてしまいます。
しかし13係の仲間たちと煙鴉(けむりがらす)によって無事助けられ、タナカは逮捕されました。
しかし、斑目は結局自分の手柄よりも、友情を守ることを選びます。どんな経験でも無駄ではないと感じた斑目は、その後退屈な仕事も真面目に取り組むようになったのでした。
そんな気になる「ドロ刑」第4話のあらすじから、さっそく見ていきましょう。
「ドロ刑-警視庁捜査三課-」4話あらすじ
今回、斑目(中島健人)たち捜査三課13係は、大きなイベントに集結するスリ集団を捕まえるべく動くことになりました。
これは3課の刑事たちが全員で挑む仕事で、スリを検挙した数を係ごとに競い合うことになっていました。13係の頼みの綱は、モサである左門(板尾創路)です。
地道に歩いて人間を見ることで観察眼を養い、スリを見分けて捕まえる極意を斑目に教え込む左門。
そんな左門と斑目のもとに、左門の宿敵にしてスリのプロである「機械屋」銀次(杉本哲太)が現れ、宣戦布告をしてきます。
スリの仲間たちを引き連れて左門に挑戦してくる銀次。しかし、13係の連携で中国人の極悪スリ集団も捕まえることができ、銀次も斑目の説得に応じる形で自供し、お縄となりました。
斑目は左門の真面目でひたむきな昔ながらの捜査を、左門は斑目の若者らしい視点と大胆さを学んだのでした。
「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」4話ネタバレ
スリとモサ
東京臨海展示場で行われる一大イベント・「コミフェス」。そこに、全国のスリ集団が集まるという情報が入りました。
これは3課の刑事たちが全員で挑む仕事で、スリを検挙した数を係ごとに競い合うことになっていました。
他の課に馬鹿にされている13係は、この機に手柄を上げようと張り切ります。
斑目は、今回左門と組むことになりました。左門はモサ(スリ専門の刑事)です。
スリは現行犯逮捕でしか捕まえることができず、犯罪を暴くのが非常に難しい特別な存在です。
スリの技術の習得には厳しい習練が必要です。職人技と言っても過言ではないでしょう。
それを捕まえるモサもまた、厳しい訓練と経験を積んだ特別な存在。
現在ではその厳しさのためか、スリの数もモサの数も全国的に減っているのだそうです。
いつもはやる気なく疲れたおじさんにしか見えない左門ですが、彼は数少ない一流のモサ。この仕事の前には一念発起し、抜群の観察眼と行動力を見せます。
新米の斑目と美希(石橋杏奈)に、左門はスリや痴漢などを見分ける極意を教えていきます。
雑踏を歩き、行き交う人間を見ていただけで「今、カメ(痴漢)が一人いたよ」と言う左門。
左門によると、雑踏で人間観察を続けることで、犯罪を犯そうとしている人物の見分けがつくようになるのだそうです。
そして左門は、電車の中でスリを現行犯逮捕してみせます。
美希は左門の鮮やかな手並みにすっかり感心しますが、斑目は足の裏にマメができてしまい、「非効率的だ」とブツブツ言うのでした。
「機械屋」銀次
斑目が電車の中で見かけた指に火傷のような傷のある男が、左門を見てニヤリと笑ったことを左門に報告すると、左門は顔色を変えて「機械屋銀次」が現れた、と言います。
「機械屋」とはスリの最高上級者に与えられる称号。
機械屋銀次は左門の宿敵とも言える存在なのだそうです。指の間にカミソリを仕込み、服や財布を切って中身だけをすり取るという高度な技を持っています。
また別の日、町のバスの中でスリをしている銀次に出会った斑目と左門。
銀次の手並みは鮮やかで、盗ったと思ったらすぐに財布を投げ捨てました。まるで左門を挑発するかのようです。
左門は、バスを降りた銀次と直接会話します。
「今のままじゃやられっぱなしだな」と銀次は嘲るように言い、ついでに斑目の財布を奪うフリをすると、颯爽と去っていきました。
現行犯逮捕もできず、ふたりは銀次を見送るしかありませんでした。
斑目は左門に、なぜ自分と組んでくれたのか、自分のどこを見込んだのかと聞くと、左門は迷惑そうに「罰ゲームだよ」と言います。
先週必要経費の書類を提出し忘れた左門は、罰として鯨岡係長(稲森いずみ)に斑目の面倒を見ることを言い渡されたのだそうです。
「斑目と組まされる」と言われると、13係の面子は戦々恐々として捜査を頑張り出すということで…。
掃き溜めの13係でも煙たがる存在が自分だということを知って、げんなりしてしまう斑目でした。
人間対人間の勝負
そうこうするうちにも、13係と他の係との成績の差はどんどん開いていきます。
スリの捜査に慣れていない13係は、左門しか現行犯逮捕までこぎつけることができないのです。
全く捕まえられずに、13係は他の課の連中から笑われますが、左門だけは周りには目もくれず、地道な捜査を続けていました。
文句を言いながらも毎日左門と一緒にいた斑目は、徐々に親交が深まってきます。
左門は、若い頃は自分も斑目のように全く仕事のできない役立たずだったと斑目に打ち明けます。そんな自分に、上司であるモサの師匠が根気よく教え、一流のモサにしてくれたのだそうです。
名誉も金も求めず、淡々と仕事をする職人。それが自分の師匠だったと。
そんな生活を甘んじて受け入れるなんて、「モサは何が面白いんですか?」と尋ねる斑目に、左門は「人間対人間の勝負だ、モサは」と答えました。
斑目は夜のバーで、「僕にできること、なんにもないなあ~」と煙鴉(遠藤憲一)に愚痴ります。
「なんか僕にもいいとこないんですか!」と本気で涙ぐむ斑目に、煙鴉は「そのまんまでいいよ」と微笑みかけます。
そこへ、皇子山(中村倫也)がやって来ます。
ずっと煙鴉を追っていた皇子山は、今バーにいるこの男こそ煙鴉だと確信し、それを問いただしに来たのです。
しかし斑目が「そうに決まってるじゃないですか~!!」とバカっぽく言ったことで、「アイツがああ言うってことは、間違いなのか…?」と急に不安になり、恥ずかしそうに逃げ帰って行ってしまいました。
斑目の信用の無さに、助かったやら情けないやら、なんとも複雑な気分の煙鴉でした。
運命の日
今日も今日とて歩き回って捜査する斑目と左門。
銀次は孫が生まれてから引退し、家族を大切にして幸せに暮らしていたていたはずだったのですが、なぜか急に復帰したようです。
左門の師匠である元刑事が死亡するまでは毎年銀次からの年賀状が届き、「孫がところかまわず落書きする」などと微笑ましいことが書いてあったのに…。
最近、銀次に心変わりをするような出来事があったのではないかと左門は推測します。
そんな中、また斑目たちはスリを行う銀次と町で出会います。
狙いは何かと尋ねる左門に、「俺達は頑張ってほしいんだよ、三課に。少しは腕見せて見ろ」と言って銀次は去っていきます。
それは彼からの宣戦布告でした。
いよいよコミフェスの日がやって来ました。
張り切って出かける13係。
それと共に、スリの集団も続々とコミフェスに集います。
斑目と左門は電車の中でスリをしている銀次を見かけますが、銀次は巧みな技を見せて証拠を掴ませません。
実はこの電車には、銀次と共にスリ集団の仲間たちがたくさん乗っていました。すれ違う際にさりげなく財布を受け渡し、証拠を隠します。
挑戦的にこちらに向かって微笑んでくる銀次。斑目と左門は、なんとか銀次を現行犯逮捕しようと奮起して彼を追いかけます。
「向こうがチームでやるなら、こっちもチームだ」と、13係の面々はその車両に集結します。
確実に逮捕できると見定めた瞬間を狙って、左門は銀次の腕を掴みあげました。
しかし、被害者に確認すると、財布は被害者のポケットの中にあり、中身の7万円がなくなっていました。
「中抜き」という、お札だけをすり取る高度な技術です。
たとえ銀次のポケットに不自然な7万円が入っていても、お札に名前が書いてあるわけではない。盗られたお金だという証拠は出ないのです。
その頃同じ車両の反対側の端で、皇子山は中国人のスリと対決していました。
中国人のスリは激昂し、刃物を振り回して応戦しますが、13係は協力して彼らを捕らえます。
真実
どさくさに紛れて銀次は去ろうとしますが、斑目は「あなたのポケットの中のお札を見せてください」と迫ります。
「この被害者の方、お孫さんにお札に落書きされてたそうなんです!落書き…するもんですよね、子供って」と言う斑目。
その言葉を聞いてしばらく考え、銀次は、「盗ったよ。…俺が」と自供しました。
13係が捕らえた中国人のスリたちは、一課が追っていた非常に悪質な武装犯罪集団でした。
一課が追うほどの大物を捕え、さらにスリの最高峰に近い銀次の逮捕にも成功した13係は意気揚々と本部に帰ります。
実は銀次の目的は、仲間のかたき討ちでした。
中国人スリ集団と銀次たち日本人のスリは、以前にも今回のようにバッティングすることがあったのだそうです。
仕事を邪魔されてキレた中国人に刺され、銀次の敬愛していたスリの一人が死亡したことが、銀次の怒りに火をつけたのでした。
仲間のスリたちに声をかけて弔い合戦をすると共に、捜査三課を集めて中国人たちを逮捕させることが、銀次の狙いだったのです。
それにしても、なぜおとなしく自供したのか…と尋ねる左門に銀次は答えず、「いい若いのを育ててくれ。それがお前の役目だよ、左門」と言って席を立ちました。
人気の少なくなった13係。帰ろうとしている斑目に、どうして孫に落書きされたお札だなどというハッタリをかけたのかと左門は尋ねます。
斑目は、ネットで勉強したことと直感を合わせて咄嗟に出た台詞なのだと答えます。
それに加えて、斑目がメールを早打ちして斑目たちのいる車両に13係を素早く集めたことを、少し左門は見直します。
左門の飲みの誘いを断り斑目はあっさりと帰ってしまいますが、左門は悪くないという表情で「…ネットか」とパソコンを開くのでした。
ところで、実は煙鴉も中国人の逮捕に一役買っていました。
中国人が持っているナイフを先にすっておいて、武器を奪っていたのです。
実際には皇子山が少し手を切っただけで済みましたが、煙鴉の働きが無かったら、死人が出ていたかもしれません。
でもそれは、煙鴉がひっそりと行ったことで、斑目には秘密です。
そして、いつものバーで、斑目と煙鴉はささやかな祝杯を上げたのでした。
「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」5話予告
次回の13係が追うのは、「白昼の蝙蝠」こと空き巣の東村という初老の男。
そして、今度は皇子山にスポットが当たります。
13係の捜査に未だに非協力的な皇子山。その理由は、彼の過去が関係しているようです。
果たして、皇子山が左遷されて13係に来た本当の理由とは?皇子山が語った、煙鴉が殺人を犯しているという話の真偽は?
次回はなんと、ドロ刑初の殺人事件が発生!窃盗専門の捜査三課に属する13係は、果たして専門外の事件を解決できるのでしょうか?次回も目が離せません。
「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」4話の見どころと感想
プロのスリたちとそれを追う刑事のスリル満点の攻防
今回のお話しでは、スリの鮮やかな手並みと、モサ(スリ専門の刑事)がそれを捕まえるやり方がかなり精密に再現されています。左門役の板尾さんの渋い演技が光っています。
まるで視聴者の私達までが犯行現場を目撃しているような臨場感です。
終盤の電車の中でのスリと刑事たちの攻防は、静と動がうまく重なり合ってものすごい緊張感とスリルがあります!必見です。
斑目のファッション
基本的に斑目たち13係は私服で捜査を行っています。
3課の他の係ではスーツを着ている人も多いのですが、13係でスーツを着ているのは皇子山だけで、みんな思い思いの服を着ています。
斑目の洋服のセンスはなんだか微妙で、どちらかといえばヘンテコな服装が多めです。トレーナーやTシャツの柄が特に面白いです。
今回はコミフェスということで、斑目はちょっとオタクっぽい服装をしています。斑目のカラフルでダサかわいい服も見所のひとつですよ。
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本ページの情報は2018年11月時点のものです。最新の配信状況はHulu(視聴サービス)にてご確認ください。
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